耐候性鋼の表面は趣のある暗褐色で、自然に調和し、構造物に安定感をかもし出す色調として、モニュメントにも利用され、好評を得ています。
四島のかけ橋は日本で最も東にある岬である納沙布岬のモニュメントです。 北方領土の一つ歯舞諸島貝殻島までは3.7kmという、まさに目と鼻の先の距離にあります。 ここに、「四島のかけ橋」というひときわ目立つ茶色のモニュメントがあります。高さ約13m長さ約35mです。北方領土返還を願って建立された巨大な建造物で、納沙布岬のシンボル的存在です。
四島のかけ橋は、四島をかたどった門のようなモニュメントの下には、沖縄波照間島から運ばれてきたという祈りの灯が灯されている灯火台があり、1972年5月15日以来ともされ続けています。1980年9月27日に完成しました。
私もバイクで北海道をツーリングした時に立ち寄りました。
シカゴのデイリー・シビック・センター(Daley Civic Center)の南側には、高さ15mのピカソ(P. Picasso)の<無題>という彫像があります。シカゴで最も代表的な彫刻とも言われていわれています。犬なのか?鳥なのか?はたして、マントヒヒなのか?
ロバート・キャンベルは『ごみ溜めの犬』の中で、この彫像を皮肉っていますが、いろんな創造、想像をかきたてる耐候性鋼はおもしろいですよね。